こだわりの商品
小桜を代表する看板商品の「ゆめじ」をはじめ全8種類の商品をお楽しみいただけます。
<ゆめじ(細口)>
料亭の手土産として誕生した最初の商品で、甘さ控えめであとを引く粋な風味として一番人気。
青海苔やパプリカで見た目も鮮やか。
<おもいで(白太)>
上白糖を使ったほど良い甘さと胡麻風味。
やや太めでカリカリ感が味わえます。
<ふるさと(黒太)>
沖縄産黒糖を使った食べ応えのある昔懐かしい風味。
栄養豊富な黒糖の香りと風味をお楽しみください。
<かえで(メープル)>
カナダ産のメープルシロップとメープルシュガーを塗したヘルシーな味。
蜂蜜より数倍のカリウム・カルシウムを含んだ健康食品。渋い紅茶のお供に最適。和のかりんとうに洋のメープルを取り入れ、20年以上前に開発した商品です。
<きなこ(黒糖入り黄な粉)>
黄な粉の香ばしさと黒糖の深い甘みを活かし、コクのある風味に仕上げました。
黄な粉と黒蜜で食べる葛餅のかりんとう版で栄養豊富で香ばしい風味をお楽しみください。
<さくら(塩入り桜)>
塩漬けされた桜の花びら・桜の葉の粉を塗した甘塩っぱい新しい風味。
桜のほのかな香りが拡がります。
生地についた桜の花のピンクに見た目も和みます。
<しょうが(生姜)>
高知県産生姜の風味がほんのりと広がるヘルシーな味。
栄養たっぷりな大人の味をお楽しみください。
<ゆず(和三盆入り柚子)>
ほのかな柚子の香りと和三盆の上品な甘さがマッチした味わい。
素材・味とも高級感のあるワンランク上のかりんとうです。
手間暇かけたかりんとう作り
かりんとうは「形・味に関係なく、小麦粉・穀物類を水でこねて油揚げ処理したもの」と定義されてます。
かりんとうは素材も製造工程もシンプルです。
小麦粉にイースト菌、洗い胡麻を混ぜて生地を作り上げ、二・三時間寝かせて「かりんとう」の形に切断して植物油で揚げて、溶かした砂糖を塗して作ります。
生地も商品により小麦粉の銘柄を変え、生地のこね方も強弱をつけ、三度揚げの各大鍋の油の温度もその日の温度、湿度を見て絶妙に変えています。
また細かいかりんとうを壊さないように手作業で塗すのも熟練の職人しかできない技です。
包装作業も全て手作業で行っており、手間暇かけたかりんとう作りに徹しております。
駄菓子からの進化
かりんとうは遣唐使が中国から運んで来たと言われております。
その頃京都のお公家さんが食べていたのは白砂糖を塗したもので、上流階級の嗜好品でしたが、江戸に来てからは当時、廉価であった黒砂糖の「かりんとう」になって庶民の駄菓子として大ブームになったようです。
「かりんとう」は江戸時代から太い黒砂糖のかりんとうのままで、あまり進化を遂げなかったように思えます。
「小桜のかりんとう」は料亭の手土産と言う用途から今までのかりんとうの概念を変えるように進化させたとも言えます。
食品なので味へのこだわりはもちろんのこと、包装紙にもこだわり、なす紺の地に桜の花びらが散った粋なデザインにしました。
当時の食品の包み紙としてはあのような濃い色やまるで着物のような柄は珍しかったようです。
美味しく、日持ちがして体裁の良い料亭の手土産として駄菓子から脱却し高級な贈物として親しまれるようになりました。
美味しいを追及
どんな食べ物も「素材の良さ」「熟練の職人技」そして「鮮度」の三拍子が大事です。
そして「美味しい」は五感で味わうものです。
「小桜のかりんとう」は
小ぶりで甘さ控えめで飽きの来ない味
健康志向の素材
新しい感覚
を盛り込んだ商品をめざしてお客様に喜ばれる商品のご提供に徹したいと考えます。
小桜の代表商品の「ゆめじ」をはじめ、「かえで」、「きなこ」、「しょうが」、「ゆず」、「さくら」等はこれらの観点から開発した商品です。
これからもお客様に感動いただけるような商品作りに邁進する所存です。