こざくらだより 

 第七回「ルールを守ろう」


「三社祭が終わったばかりの浅草は翌朝から雨になった。祭りの後はどこか寂しさや郷愁があり、軒先の祭り提灯が雨に打たれて寂寥感は深い。」 20年前(2023年5月23日)、産経新聞の東京特派員「祭りのあと・・・夢のあと」で弊店が紹介された際の湯浅博氏の冒頭の名文であるが、もうひとつ加えたい。 それは観音様境内周辺はどこを見渡してもチリひとつ落ちていないことだ。
店主は毎朝、観音様や三社様等5軒の参拝を日課としているが、平常時はもちろん三社祭や両国の川開き、サンバ踊り、ほうずき市等、どんな大混雑であっても翌日はゴミの山は何処へ行ってしまったのかと思うくらい清掃されていることに感心する。 昔、観音様境内の仲見世に出店する際、掃除の徹底を条件にしていたそうだ。昔から大賑わいの浅草はゴミの問題に頭を痛めていたことがわかる。 クリーンな浅草をキープしているのはシステムや仕組みによるものなのか国民性によるものなのかは定かでないが誇って良いことだと思う。
一方、本堂前の仲見世での立ち食いや食べ歩きのルール違反が多発している。 当然、ゴミもでる。 他の神社仏閣では許されているのかも知れないが、仲見世は禁止エリアである。 ルールを知らない外国人観光客だけでなく、修学旅行生までルール違反をやっているので始末が悪い。 売り手が悪いのか買い手が悪いのか意見はいろいろ。 仲見世のある店主は立ち食いを見つけると店から飛出て行き、注意している。平気で売る店もあればいちいち注意し、エチケット、マナーやクリーンを守ろうとする店もある。 来られる方々に守って欲しいこともありも、迎える方も改善すべきことは多々あると思う。

毎朝、参拝時に三社様境内を竹箒で葉っぱ一枚残さず、丁寧に掃いている数人の修行僧に会う。来訪者にきちんと情報発信するとともに迎える方がルールやエチケットを守ることがより一層、クリーンでクールな浅草に向かうことなのか。 

 


 




2023.9.7 小桜店主

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